風のシルフィードは競馬漫画ブームのパイオニア的存在の名作です。

漫画ランキング 3位「風のシルフィード」

 

風のシルフィード
概要

作者 本島幸久

1989年~1993年にかけて週間少年マガジンで連載された競馬漫画。単行本は全23巻(完結)となっています。
少年漫画として競馬漫画のパイオニア的存在の名作です。
続編として蒼き神話マルスがあり、1996年~1999年に週間少年マガジンで掲載されていました。
漫画終了当時、海外の重賞競走を勝った日本調教馬はなく、漫画の中ではシルフィードがGIIIのドーヴィル大賞典で
日本調教馬として日本国外グレード競走の初勝利を挙げたことになっている。
その後、実際の競馬では1995年の香港国際カップに勝利したフジヤマケンザンがグレード制導入後
初めて日本国外の重賞で勝利し、現在の日本馬の海外での躍進を先取りした漫画となっています。
スーパーファミコンでゲーム化もされた、子供でも楽しめる競馬の火付け役となった作品です。

 

 

ストーリー、あらすじ

主人公は騎手森川駿と競走馬シルフィード。

シルフィードは小さな牧場で母馬の命と引き換えに生まれました。
生まれつき足に故障があるという競走馬としては致命的な欠陥がありながら、そのハンデを克服して、
騎手の森川駿と友情を築きながら、ライバル馬たちとの熾烈なレースをこなしていき、
最終的には海外最高峰のレース凱旋門賞に挑戦する過程を描いた漫画となっています。
シルフィードはその後種牡馬となり、1世代目の種牡馬としてシルフィードJrとシルフィーナの双子を産駒馬を残しますが、
その直後交通事故により急逝。
森川駿はそれを期に一度は騎手を辞めてしまいますが、シルフィードJrと復活を果たします。

 

 

見所、魅力

競馬通の人であれば、今読み返しても楽しめる名作です。

少年漫画としては競馬漫画が浸透していなかった時代に、当時画期的とも言える競走馬の必殺技を盛り込んだ事で、
読みやすい作品となっています。
一部現実離れしている部分もありますが、スポ根漫画として、楽しく競馬の魅力に触れ合う事ができる漫画です。
2作目、3作目など、多少今の競馬界と昔の日本馬事情を理解してから読むと、より魅力を感じる事ができる作品です。